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TartAMIについて

TartAMI = TATAMI + ART

畳は通常、床材として使用されていますが、画材としてもすぐれた特性を持っています。そのことに着目し、TartAMIは使い終えた古畳をキャンバスとして使い始めました。これらのアートは、SDGsの観点に基づく持続可能なエコへの取り組みであり、環境保全に貢献できるものです。

 

それだけではなく、古いモノを生かすこと、これはまさに日本の伝統芸術です。

日本では古くより、長く使われた古物は神(付喪神=つくもがみ)になると広く信じられてきました。大工道具や茶器など、日本人はさまざまなモノに魂を見出し、何世代にもわたり大切にしてきました。

TartAMIの活動を通して、人々がそのことを思い出し、古きを生かすことに再びまなざしを向けるきっかけになることを願ってやみません。

あわよくば、古畳が使われている芸術に魂が宿り、付喪神とならんことも……。

ARTIST

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Issay Fujiwara

1990年10月24日生まれ。

80年以上続く畳屋に生まれ育ち、畳職人の父をもつ。

幼い頃から畳に触れてきたため、それはもはや彼の人生の一部となった。 

昨今の畳文化の衰退を危惧し、畳文化を存続させるために新しいモノではなく古きを生かすことに着目し「TartAMI」の着想を得た。使い終わった後の畳は新品にはない独特の風合いがあり、それが古くからの日本画「浮世絵」ととても相性が良く独特の世界観を作り上げるている。また畳に塗料で描画するだけでなく、表面を焼くことで作品を作る手法も編み出し、「TartAMI」の芸術の幅を広げるに至った。

​この「TartAMI」が広く世界中の人に愛され、新たな芸術の形として定着するべく活動を続けている。

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